復習の彼方に笑【ドライラムキーマとジャガイモのカレー】
羊が一匹、羊が二匹、羊が…、…三百六十五匹、……、羊が六千八百五十四匹、羊が…
眠れない夜をお過ごしのみなさん。
お元気ですか?
羊は数えるより食べる専門の、icheです笑。
…さて、行って来ました。
羊を食べる人たちの集い。
食べる、貪る。
いや齧る笑。
羊齧協会さんのラムアンバサダープログラム。
今日はスパイスのお勉強もできるという…
講師は旅するスパイス商、シャンカール野口さん。
インドカレーを習うのは本当に久しぶり。
ただ当時は、シンプルだけど奥が深く、どうしても習った通りにできなかった思い出も。
折悪しく風邪気味で、帰ろっかな〜、とヘタレていたら、続々と集まるみんなの熱気と「ターメリックは天然の抗生物質と言われてますから!」の先生の力強いお言葉。
幸いスパイスの香りは感じられたので、参加することに。講義前から先生を質問攻めにするツワモノも笑。
さて講義。
基本のスパイスの割合。
インドカレーの調理法に隠された香りと味の波状攻略法。
テーブルの上には基本の4種のパウダースパイス(コリアンダー、クミン、カイエンヌペッパー、ターメリック)が置かれていて、各自調合。ただ、同じ講義を聞いていても、個性がスゴイ笑。
ちなみに、筋金入りのコリアンダー好きのワタシ
http://iche.hatenablog.com/entry/2016/07/03/120116
、こっそり増やしてたら先生にバレました…笑。
調合したスパイスはお土産に。スタータースパイス(後で詳しく)用のホールクミンも小分けして頂いて。
実演と実食。
…美味しかったね、やっぱり。
昔ならった友達との違いは、パウダースパイスをぬるま湯で溶いたりしないこと。
それと、炒めていて焦げそうになったら、割とこまめに、ちょっとずつ水を足して、油と水で炒めていくような、新しいコツも習ったり。(中国料理の水炒めをちょっと思い出しました・・・)
でも、最後まで味見をしない所や(友人によると、火の通りが中途半端なスパイスは身体に悪いとのこと)、スタータースパイスの使い方はやっぱり似ていて。
早速家で。
ラムのひき肉は売ってなかったので、肩ロースをフードプロセッサーで粗いミンチに。
配られたレシピは植物油だけど、実演に従ってバターで。玉ねぎ、トマトは今回大きかったので1つずつで。
…結果。
美味しくできました。
飲み物は赤ワインを合わせたけど、これも相性や良し。
家じゅうカレー臭にしても、挑戦の価値アリです笑。
(今回は実作記なので、許可を頂いて、先生が配られたレシピを掲載しますが、美味しさは保証します!)
ードライラムキーマとジャガイモのカレー(シャンカールさんのレシピ)ー
※は私の感想。再現写真も載せています。
(材料)
ラムひき肉 400g
じゃがいも 2個(固めに茹でて、1.5センチダイスサイズに切る※実演では生だったので私も生で再現しました)
スタータースパイス<クミンシード>小さじ2分の1
玉ねぎ 2個(みじん切り※私は大きい玉ねぎだったので1個で)
にんにく 1片(みじん切りやや大きめ)
しょうが 1片(みじん切りやや大きめ)
トマト 中玉2個(ざく切り※私は大玉だったので1個で)
菜種油 大さじ3(実演も私も、菜種油大さじ1+バター大さじ2で行きました)
パウダースパイス(当日調合)<コリアンダー大さじ1、クミンパウダー小さじ1、ターメリック小さじ2分の1、カイエンペッパー小さじ2分の1>
塩 小さじ1
香菜 大さじ1(みじん切り)
(作り方)
1:菜種油をフライパンで中火で温め、スタータースパイスを入、香り油を作る。
2:クミンシードの周りがプチプチしてきたら、にんにくとしょうがを加え、色づくまで炒める。玉ねぎを加え、中強火で炒める。<焦げそうになったら大さじ1の水を加える>
3:玉ねぎがきつね色になったら、トマトを加える。
4:トマトの水分を飛ばしペースト状になったら、パウダースパイスと塩を加える。
5:2~3分炒めたら、ラムひき肉を投入して色づくまで炒めたら、水50ml(分量外)を加え火を弱火にして10分間炒める。
6:蓋を開けて、刻んだじゃがいもと香菜を入れ、中火で3分ほど混ぜ炒める。
7:じゃがいもが柔らかくなり、塩味調整したら出来上がり。トッピングに香菜(分量外)をふりかける。
※実演では最後にガラムマサラを投入してたので、家でも。写真はシャンカールさんのお店のガラムマサラです。家ではにんじんのときゅうりの梅酢ピクルスを添えました^_^