イカ天国【いかとじゃがいも、グリンピースの洋風煮込み】
イカ天…って今覚えている人いるんだろうか…
ちなみに「イカの天ぷらダロ?」、のお父さんも、駄菓子屋のおばあちゃんを思い浮かべたお兄さんも、違います。
違います。(もう一度笑)
俳優さんとバラドルさんが司会のバンドの勝ち抜き番組で、豪華審査員がいて。
確か有名なバンドも出たはず。
ちなみに、いかす、は当時すでに死語で、パロディ的に使われてたので、私たちの世代のボキャブラリーじゃありません笑。
私は全くバンド系ではなかったのですが、楽器ができて、友だちとやってる姿はちょっと眩しく。
きっと私たち世代には、押入れにエレキとかが入ってるウチも多いんだろうなあ…なんて笑。
居酒屋さんでサキイカ天を見たり、ステキな天ぷら屋さんでいかの天ぷらを見るたび、口走りそうになる今日この頃。
…そんなワケでイカづいていますが(強引笑)。
イカ、タコ、砂肝類を柔らかく、美味しく調理する上で、共通する事が一つ。
サッと火通しするか、じっくりと長時間煮込むか。
正反対のアプローチ。
後者の場合、煮汁で一緒に何かを煮れば、旨味もじっくり染みこみます。
今日は寒い日の煮込みにぴったりのジャガイモとグリンピース。
ちなみにワタシ、ホントはグリンピースが苦手なのです。
でもそれがチョット悔しく笑。いつも美味しい調理法を探しています。
フェンネルがほんのり香る、この煮物なら大丈夫。
イカす煮物になってます笑。
ーいかとじゃがいも、グリンピースの洋風煮物(4人分)ー
- いか(スルメイカ、ヤリイカなど) 中1杯
- ベーコン 40グラム
- ジャガイモ 大2個
- グリンピース 大人の一掴みくらい
- 玉ねぎ 4分の1個
- オリーブオイル 大さじ1
- 塩こしょう 適宜
- 白ワイン 50cc
- 水 500cc
- GABANフェンネルパウダー 小さじ2杯
- GABANローリエホール 1枚
- (お好みで隠し味に無添加ブイヨン1グラムくらい)
- イカはげそと内臓を取って洗い、水気をよく拭き取って皮をはぎ、胴は1センチ幅くらいの筒切り、足やえんぺらは食べよい大きさに切る。
- 玉ねぎは1〜1.5センチ角位の粗めのみじん切り、ベーコンは1センチ幅、じゃがいもは皮をむいて2センチ角くらいのさいの目にきる。
- 鍋にオリーブオイルを入れ、ベーコンを炒める。
- 少しベーコンの脂が出てきたら玉ねぎを加え、イカを入れて、塩こしょうして炒める。
- イカの色が変わり始めたら、フェンネル、ワインを入れてよく混ぜ、じゃがいも、水、ローリエを加える。(ブイヨンを入れる時はここで)
- アクを取りながら、じゃがいもがすっかり柔らかくなり、少し煮崩れるくらいまでじっくり煮込む。
※前の日煮て、翌日温めなおしても、とても美味しく頂けます。
今回使ったGABANのフェンネルとローリエは、香りが優しく、少し多めに使っても大丈夫。イカの臭みを消しながら、味を引き立ててくれます。