うをとおなすと

おさかな買いになす買いに。のほほんな毎日をつづります。

謹賀新年【お雑煮】

明けましておめでとうございます!

 

去年の夏からはや半年。

 

今年もどうかよろしくお願い申し上げます。

 

さてさて、お正月と言えばお雑煮談義。

ケ◯ミ◯ショーなんかでもお馴染みの。

 

今日はウチの実家風。

出汁は昆布、カツオ、焼いたスルメで、醤油味のお澄まし。具は芹、海苔と、出汁を取る時に加えたスルメくらい。元日は丸餅、2日目から角餅。

 

以前聞いた所によると、金沢でも農村部では贅沢な具沢山のお雑煮を召し上がるそう。

 

一説に、城下町の中では質素、質実を重んずる武家の気風から、一年の始めに贅沢を戒めるのだとか。

 

どうやら金沢から小松にお嫁に来た祖母が、里の味を通したらしい笑。

 

子供の頃は、家の名前の入った折をお餅屋さんに預けて、お鏡、丸餅、のし餅、斗棒餅と、引き取りに行くのも年末の楽しい行事だったなあ。

 

とは言え元日と言っても、既に外出の予定あり。御節は年取り肴(数の子、黒豆、田作り)のみ。黒豆は頂いたのがあって笑、数の子、田作りも今年は略式で笑。

 

来年は皺の寄った我が家風の黒豆もたきますか笑。

 

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ーお雑煮(2〜3人分)ー

  • 出汁(昆布と鰹節) 500ccくらい
  • 酒 大さじ2
  • 醤油 大さじ3
  • 塩 少々
  • スルメ 3センチ幅分くらい
  • 餅 人数分
  • 芹 3分の1把
  • 焼海苔 少々
  1. 芹は塩を入れた熱湯で茹で、水に放しておく。
  2. 出汁を火にかけ、酒、醤油、塩でやや辛めのお澄ましくらいに味付けする。
  3. スルメを焼き、細く裂いて熱い出汁にジュッとつける。
  4. 餅を焼き、出汁に入れて少し煮、柔らかくなったら器にもり、芹、海苔、出汁に入れたスルメをあしらう。

※小さめの丸餅しか売っていなかったので、今日は2個笑。

 

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※数の子は塩出ししたものを、出汁に酒、醤油、細切り昆布、唐辛子を入れた漬け汁に漬けたもの。田作りに到っては、レンジで乾煎りしたごまめに蜂蜜、醤油で作ったタレをからめ、白ごまを振っただけ笑。その都度いる分だけ作れるのも手軽。