共感されない味笑【豚の生姜焼きとポテトサラダ】
『深夜食堂』だったか、生姜焼きの味が違う男女が付き合うのは難しい、みたいな話があったと思う。
ちょっと切ない恋の話。
たしかに、玉ねぎが入っていたり、薄切りだったり厚めだったり、衣をつける人がいたり、部位も色々。焼き方もバリエーションが多くて、うちうちの味もありそう…
ただ、そんな中でも、大体最近のレシピだと、味付けはお醤油やみりんベースの美味しいタレに生姜、が基本っぽい。
…で。(深呼吸)
初告白笑(ってほどのことじゃないけど汗)。
ウチ、ほんとはお肉にそのままお醤油、お酒、生姜、をまぶして焼くだけです…。
正直、フライパンは焦げるし、見た目も悪いし、ご飯にかけられるタレもできないし、第一、あまりに手抜きっぽくて笑、定食屋さんなんかでお目にかかったことは一度もありません。
…多分、お料理上手な方々から、いろんなアドバイスを頂いてしまいそう…
実際、ワタシも自分以外の人に作る時は、タレを作っています。
なんだか共感を得られる自信がなくて笑。
でもホントは、ワタシこのぶちゃいくな、ちょっとしょっぱめの味の方が好きなんです。
今日は自分のタメだけのご飯。
だから思う存分、作っちゃいます。
付け合わせのポテトサラダは、にんじんやハムの入った実家風。
でも、おばあちゃんが入れていたリンゴにはちょっと「共感しない」笑ので、今日はなしで。
お芋のつぶし方や隠し味も、若いころアルバイトした喫茶店のやり方。
テーブルのアッチとコッチで、ちょっと違う生姜焼きを食べてても、いいんじゃないか、と思った今日でした笑。
(ほんとの実家のポテトサラダのレシピはこちら→)
ー豚の生姜焼き(2人分)ー
- 豚ロース生姜焼き用 200グラム
- 醤油 大さじ1.5杯
- 酒 大さじ1杯
- しょうが 1カケ
- サラダオイル 小さじ2
- 豚肉は一口大にきる。
- すりおろしたしょうが、酒、醤油を合わせ、豚肉を1枚1枚絡める。
- 15分ほどおく。
- フライパンにサラダオイルを敷き、焼く。
ー実家「風」ポテトサラダ(4人分)ー
- じゃがいも 大2個
- にんじん 3分の1本
- きゅうり 2分の1本
- 玉ねぎ 小4分の1個
- ロースハム 30グラムくらい
- 塩・こしょう
- マヨネーズ 大さじ3
- 練りカラシ 小さじ2分の1
- ワインビネガー 小さじ1
- 粗挽き黒胡椒
- じゃがいもは皮ごと茹で、完全に冷ましておく(前日でも)。
- にんじんは大きければ銀杏切りし、3分茹でる。
- 玉ねぎは薄切り、きゅうりは小口切りにして塩もみしておく(塩気が強ければ水に軽くさらしてから絞る)。
- ハムは短冊切りにしておく。
- 芋の皮をむいて好みの程度に潰し、にんじん、玉ねぎ、きゅうり、ハムを加えて軽く混ぜる。
- 塩こしょう、ビネガー、マヨネーズ、からしを加え、最後に粗挽き黒胡椒を振る。
※お芋を完全に冷ましてから潰すのは、アルバイトしていた喫茶店のレシピ。お芋の風味や食感が楽しめます。ただ皮のエグミが苦手だったり、なめらかな方がお好きな方は、ホントの実家風()の用に、皮を剥いて茹で、熱いうちに潰してから冷まして下さい。隠し味の辛子も同様に苦手な方は省いて笑。