うをとおなすと

おさかな買いになす買いに。のほほんな毎日をつづります。

ハレとケ【和風ビビンパ】

一年で一番のハレの日々も、もう終わり笑。

 

ただ、ご家族との時間が終わって、これから新年会、の方も多いのでは。

 

ハレの日と言えばちらし寿司。

 

でも、最近は、実は甘さがちょっとニガテかも…と言う人や、寿司酢の糖分が気になる、と言う人もチラホラ。

 

そんな時、こんな混ぜご飯もオツなもの。

 

お魚なので胃にも軽く、春菊の香りも上品。

ナムルなので食欲もそそります。

熱々ご飯や石焼き!笑で頂いても、美味しいのも嬉しく。

 

実は、このご飯には学生時代の思い出が笑。

 

…大阪日本橋文楽劇場

 

充実のラインナップにパンフレット、国立なのでお手頃値段笑。座席もゆったり。

 

以前は、歌舞伎の古い貴重なフィルムも上映していたりして。

 

売店から、「来月は忠臣蔵やから、お茶菓子赤穂の塩饅頭にしよか…」なんてはんなり会話も聞こえてくる。

 

能楽クラブの伝統芸能好き学生には、夢の様な場所だった。時には威張って笑、後輩を引き連れて行ったり。

 

ただし、貧乏学生は手弁当笑。

 

そんな時の定番は、定式幕をイメージしたこんなそぼろご飯。

 

今日はお魚のそぼろで、当時の味より随分オトナ。

 

モチロン、煮魚余っちゃったぜ、の翌日でも大丈夫。ウチは煮魚に砂糖を入れないので、卵はほんのり甘いけど、これも各家のお好みで。

 

ケとハレ、捉え方次第かと笑。

 

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ー和風ビビンパ(2人分)ー

  • ごはん 1合
  • 白身魚(かれいや目鯛などお好みで) 
  • 魚の下地(煮汁)  各家のお好みで
  • たけのこの水煮 50グラム
  • しょうが 2分の1かけ
  • 卵 1個
  • 錦糸卵用調味料(塩少々、砂糖小さじ1、注)
  • 春菊 3分の1把
  • にんじん 4センチくらい
  • ナムル用調味料 (にんにく 2分の1かけ、ゴマ油 小さじ1、いりごま 小さじ2、塩 適宜)
  1. 卵は調味料を加え、薄焼き卵の様に焼き、細く切って錦糸卵にする。
  2. 白身魚は煮汁を煮立てた中で煮付け、取り出して熱いうちにほぐしておく。
  3. たけのこはちらし寿司の具くらいの大きさ、しょうがは針生姜に切り、煮汁の中で煮ておく。
  4. 春菊は茹でて水に取り、軽く絞ってナムル用調味料の半量を加えて、よく和える。(できればナイロン手袋などをして手で。キュキュッと音がする位が目安。)
  5. にんじんも千切りにし、サッと湯がいて水気を切り、残りのナムル用調味料を加え、よく和える。
  6. ごはんをよそい、上に具を綺麗に並べる。
  7. 食べる時に混ぜて頂く。

※錦糸卵を綺麗に作りたい人は、片栗粉小さじ2分の1を酒小さじ1で溶いたものを加えて。

※辛いの好き!の方はお好みでコチュジャンや唐辛子を添えても。

※たけのこはぜんまいなどでも美味しいです。

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一人盛りもカワイく。