うをとおなすと

おさかな買いになす買いに。のほほんな毎日をつづります。

ふるさと訛り【四方竹とニシンの煮物】

ふるさとのなまりが聞きたくて、昔の人は駅に行ったけど、今ならどうするだろう。

 

youtube?

LINEでリアルタイムで話せるから大丈夫?

 

…いやいや、今ならデパートじゃないか。

と言っても食の方言。

 

今日見つけたのは四方竹(しほうちく)。

なんでも高知で採れる秋の筍とのこと。

 

ただ、見たなり思い出したのは子どもの頃、春先に散々皮を剝かされた淡竹。

 

で、今日は高知の人に加賀弁を話してもらって笑。味噌で懐かしいニシンとサッと煮。

 

ここはお江戸笑。

たまにはこんなハイブリッドも良いのでは?

 

…と思った矢先、商店街のチェーンの持ち帰り丼屋さんで、1日限定、その店舗限定の、とっても「攻めてる」ご当地丼発見。

 

正直たまげました…笑。

(詳細はレシピの後で…)

 

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ー四方竹とニシンの煮物(3〜4人分)ー

  • 身欠きにしん(戻したもの) 1尾
  • 四方竹 7〜8本
  • 水 浅なべでにしんがかぶるくらい
  • 昆布 5センチ角
  • 酒 大さじ2
  • 味噌 大さじ2
  1. 磨きにしんは一口大、四方竹は斜め切りにする。
  2. 鍋に水、昆布を入れ、磨きにしんを入れて火にかける。
  3. 少し煮えてきたら酒を加え、アクをすくいながら2〜3分煮る。
  4. 味噌の半量を入れてさらにしばらく煮、四方竹を加え、残りの味噌で味を整えてサッと煮て出す。

※味を沁みさせるというより、にしんと筍の個性が楽しめるよう、サッと煮ます。

 

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※ご近所の丼○(アレ?伏せ字にしても一緒笑)さん、前を通りかかると「○○店 本日限定三種鰊づくし丼 味噌マヨ付き」の手書き文字が。

中身は炙り身欠き鰊、鰊寿司、鰊の麹漬けの三種。

好奇心を押さえられず思わず購入。

身欠きにしん(なんと片身全部!豪快!)を炙っただけで、こんなに野趣ある美味しさなんて。でもチェーンというにはあまりにも漁師飯笑?うちの田舎にも大根とニシンを麹に漬けたものがあるけれど、きっとこれはもっと北の味。

アルバイトらしきお兄さんに「普通は味噌マヨですか?」と聞くと、「その土地の人は味噌だけだと(この丼を企画して作った人は)言ってました」とのこと笑。

ハイブリッドなんてヌルイこと言わずに郷土愛全開。

またそれを出すお店の懐の深さ笑。

お見それしました!