秘め事【春菊の茎と鮭の混ぜ寿司】
(今日のBGMは古畑任三郎のテーマです)
お客様にはヒミツです…
たっくさんの春菊をサッと煮て食べる、素晴らしく美味しい鍋があるんです…
でも、サッと食べるので春菊はキレイに葉むしりして(茎から外して)、砂を丹念に洗い流す必要があります。
…面倒です。
…でも、でも、食べてくれるみんなのためなので、ワタシガンバリマス!!!
…スミマセン。
最後に一つだけ、ウソをつきました。
(鍋は本当)
…葉をむしるのは、みんなのためなんかじゃありません。
ワタシが、翌日、これを食べたいからです!!
春菊の茎と鮭の混ぜ寿司。
ポリポリして香り豊かな春菊の茎と、ちょっとしょっぱい鮭の香ばしい風味。
実は、チャーハンにしてもイケます。
ただ、こちらは茎の繊細な香りが飛びがちなので、モノによっては生のまま最後にサッと混ぜるように炒めて。
でも、葉に比べて茎は少量。
…ワタシがこれをたらふく食べるには、誰かに葉を消費させねばなりません。
そう、誰かに…
…あ、バレましたね。
あなたたちです笑。
美味しいものは食卓じゃない、厨房に転がってるんだ!ケケケ笑
…icheデシタ(古畑風に)
ー春菊の茎と鮭の混ぜ寿司(2人分)ー
- 春菊の茎 1束分
- 塩鮭 1切れ
- 寿司酢(下参照) 適宜
- ご飯 お茶碗2杯分くらい
- 卵 1個
- 塩 少々
- 砂糖 1つまみ
- いりゴマ 適宜
- 塩鮭は焼いてほぐし、春菊の茎はサッと湯がいて小口切りにする。
- 卵に塩、砂糖を加え、ほんのり甘い錦糸卵を作る。
- ご飯に寿司酢を混ぜ、酢飯を作り、冷めすぎないうちに鮭、春菊の茎、いりゴマをまぜる。(この時飾り用に少し具を取り分けておくと良い)
- 錦糸卵などを盛り付けてだす。
※実は家では散らし寿司などの寿司酢は、沢村貞子さんのレシピの梅酢を使っています。これだとあらかじめ酢に甘みが付いているので便利。特に散らし寿司や干物の混ぜ寿司など、具がしょっぱいものに向いています。梅酢の作り方はまた別の機会に。
※応用編のチャーハン。茎を入れれば入れるほど美味しい…笑。