うをとおなすと

おさかな買いになす買いに。のほほんな毎日をつづります。

わらしべ長者【大羽いりこの有馬煮】

え〜情けは人の為ならず、などと申しまして笑。

 

いつもお世話になっている大好きなお店にささやかな出張のお土産を。

 

で。

頂いちゃいましたね。

お返し。

 

すご〜く上等の大羽いりこ。

めっちゃめちゃ良いやつ。

ちょっとビビるくらい笑。

 

イワシは魚へんに弱いと書くけれど、なかなかどうしての存在感。自分で買ってきたのと並べると、オトナとコドモの違いアリ(下写真笑)

 

さて、何作ろ。

ワクワク。

大事に。大事に。

落ち着け、落ち着け笑。

 

いりこというより、稚鮎の大きさの彼らを見て、思いつき。

 

有馬煮。

ちょうど山椒の実もあるし。

連休だし。

 

有馬煮は「下煮」→「含ませ」「詰め」の3段階で。下煮と含ませの間はゆっくり休ませてあげるのがポイント。

 

ゆっくり作って、ゆっくり食べよう。

 

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<<デッカクなっちゃった!!>>

 

ー大羽いりこの有馬煮ー

  • 大羽いりこ(頭とはらわたを取って) 50グラム
  • 水 適量(レシピ本文参照)
  • 酒 1カップ
  • みりん 2分の1カップ
  • 砂糖(今日はきび砂糖ですが、上白糖やザラメ(※注)でも) 4分の1カップ
  • しょう油 4分の1カップ
  • 山椒の実の佃煮(※注) 大さじ3
  • はちみつか水飴 小さじ2
  1. 大羽いりこを鍋に入れ、たっぷりかぶる位の水を張り、3時間から半日ほど戻しておく。(最初はよく水を吸うので、減った分の水は足しておく。)
  2. いりこの鍋に酒を加えて弱火にかけ、最初のアクをすくったら、沸かさず90度位で1時間ほどごく弱火にかけて放っておく。(下煮)
  3. 下煮を終えたら火を止め、1時間以上休ませておく。
  4. 下煮の鍋にみりん、砂糖を加えて弱火にかけ、下煮位の火加減で5分煮たら、しょう油を加えてさらに下煮と同じ火加減で30分煮る。(含ませ)
  5. 火加減を中火にし、はちみつ、山椒の実の佃煮を加えて5分ほど、照りよく汁気を飛ばす。(詰め)

※壊れやすいので、あまり箸などで混ぜず、鍋を揺すって扱うこと。

※砂糖にザラメを使う人は、火にかける前に15分ほど置き、ザラメを完全に溶かしてから煮るとよいです。

※うちは塩煮の山椒しか常備していないので、さっと水洗いし、砂糖としょう油で軽く煮てから使っています。