ダシにする【アクアパッツァ風一人鍋】
ダシにする、っていう言葉、実はあんまり語源がわからないらしい・・・。
「仕事をダシに…」、とかいうアレ笑。
具(本題?)じゃない出汁、の意味だとか、山車の様に前に押し立てて、その間にホントのことをやっちゃうことだとか。
まさに「諸説あり」。
さて今回はまさに脇役を集めて「ダシにする」お話。
ガンバッテ作ったイタリア料理。
友達のパーティ。
余ってませんか?
アンチョビ、黒オリーブ、ケッパー…。
美味しいけど、日本人、毎日は使わない笑。
あと、単体だとそんなに量も…
はい、まとめてダシにしちゃいましょう。
ニンニク、ワインの助けも借りて。
残り物掃除を「ダシにして」、お魚や野菜の切れ端なんかも彩り重視で集合させて。
ちいちゃく切ってちっちゃなお鍋で煮るので、難しい火加減、調理の順番、材料の決まり、一切無し笑。
イタリア風小鍋立て、一丁上がり。
※アヒージョ、美味しいケド油がネ、のお父さんにも。ただ塩分は多めなので、野菜スティックを添えたり、具を多めに用意したり、工夫をすればもっとヘルシーに。
ーアクアパッツァ風小鍋立て(直径13センチくらいの小鍋の場合)ー
<ベースの出汁>
- ニンニク 1かけ
- オリーブオイル 大さじ2
- アンチョビ 3切れくらい
- ケッパー 大さじ1
- 白ワイン 50cc
- 黒オリーブ 5〜6粒
<具材>
- お好みの魚貝(サーモン、鱈、鯛などお魚でも、イカ、タコ類でも。アサリを入れればよりアクアパッツァ風に)
- お好みの野菜(トマト、アスパラ、ブロッコリー、インゲン、ズッキーニなど好きなモノをなんでも。レンチンしたコーンやじゃがいもなどもよい)
- 小鍋にオリーブオイル、叩き潰したニンニクを入れて火にかける。
- イカタコ、貝類以外の魚を入れる場合、一口大に切って塩こしょうし、ニンニクの香りが出て来たら鍋に入れてサッと表面を焼き、取り出しておく。(面倒なら、あとで他の具と入れてもよいが、この方が出汁に香ばしさとコクがでる)
- ニンニクの鍋にアンチョビを入れ、崩しながら炒める。
- ケッパー、黒オリーブを加えて更に炒め、全体が馴染んできたらワインを加える。(オリーブは半分に切っておいてもよい)
- ワインが一煮立ちしたら、火の通りにくいものから次々に入れて煮る。
※写真は市販の茹でダコなので、固くならない様最後に加えてサッと温める程度で。