旅のおもひで【いりこごはん、水菜のサッと煮】
旅行に行ったら土地の食材か料理の本。
自分へのおみやげ。
国内なら乾物や味噌、しょうゆ。
帰り際に買えれば山菜とか。
久しぶりの瀬戸内。
瀬戸内といえばいりこ。
そもそも瀬戸内は、同じお魚でも、私の生まれた北陸と全然違う。
日本海の磯の香りのお魚に比べると、どれも香ばしく優しい、フグのような味。
そしてこれも名産の、品が良くて香ばしいおしょうゆ。
郷土愛はモチロンあるけれど、夏の瀬戸内のお魚の魅力には、ちょっとシャッポを脱ぐ感じ笑。
そしていりこ。
これも故郷では知らなかった味。
酸化していない、新鮮な味を味わいたいから。
まずは「だけレシピ」笑。
いりこの炊き込みごはん。
もう1つは、学生の頃、よく京都で作って頂いた懐かしい味。水菜のサッと煮。
どちらもいりこも食べちゃいます。
だって美味しいから。
またきっと、海を見に。
ーいりこごはん(2合分)ー
- 米 2合
- いりこ 一つかみ(出汁用の小さなものなら40匹くらい、大きいものなら20〜30匹)
- 酒 大さじ2
- 薄口しょうゆ 大さじ2
- 塩 少々
- 水 適量
- 米はといでおく。
- いりこは頭とハラワタを取り、大きいものなら縦に裂く(背中とおなかを指で挟んで押さえるとカンタンに割れます笑)。
- 米に酒、しょうゆ、塩を入れ、炊飯器の分量まで水を加え、炊く。
ー水菜のサッと煮(2人分)ー
- 水菜 1把
- 水 2カップくらい
- いりこ 小15匹
- 昆布 10センチ角
- 酒 大さじ2
- 味噌 大さじ2
- 浅鍋に水、昆布、頭とハラワタを取ったいりこを入れ、30分ほど置く。
- 水菜は洗って食べやすい長さに切る。
- 鍋を火にかけ、沸騰させる(もしできれば、この時焼けた火箸…は無いと思うので金串でも熱く熱してこの中にジュッとつけると、生臭みが出にくい)。
- 沸騰したら軽くアクをすくい、酒、味噌半分を加える。
- 水菜を入れ、残りの味噌を溶きいれてサッと一煮立ちさせたら火を止める。