Boys be…【金糸瓜とカニカマの三杯酢和え】
子どもの頃、家族ぐるみのおつきあいをしていた知り合いのおじさんが、スーパーで私にポツリ。
「俺、ほんとはこっちの方が好きなくらい。」
カニカマの話。
えー、ウチの田舎は日本有数のブランド蟹の産地笑。蟹にプライド?を持っている県民も多い。
解禁ともなれば、シーズンのうち何回かはホンモノを…と財布の紐を握るお母さんはアタマを悩ませる。きっとおじさんの奥さんだって。
…でも男子はこういうの、結構多い気がする笑。
なんたらかんたらリーニのショコラより駄菓子。
有名シャルキュトリーのハムよりタコさんウインナー。
学生時代アルバイトしていた割烹屋さんのご主人も、私たちがおかみさんの手の込んだ美味しい賄いを食べてる横で、時々ご自分だけ、ご褒美みたいに卵を落としたチキンラーメンを食べてらしたっけ笑。
でもちなみにいま急激に進化しているカニカマ。作っているのは郷土の企業。あれ、カニカマ好きは県民性笑?
さて、今日は季節の金糸瓜を。別名そうめんカボチャ。下ごしらえが面白くってどうしても買うヤツ笑。
そういえば名前の似ている金糸猴。孫悟空のモデルかどうかはビミョーらしいけど、その説のおかげで私の中でずっと彼は気の良い金髪兄ちゃん笑。永遠の悪ガキ。
という事で⁈、永遠の少年つながりで、カニカマと金糸瓜を和えました。
でも今日は、おじさんの好きだった日本酒に合わせて、しょうがを効かせた三杯酢で。
全く、オトナかコドモか。男子は厄介デスナ笑。
ー金糸瓜とカニカマの三杯酢和え【2人分】ー
- 下処理した金糸瓜 1つかみ
- カニカマ 3〜4本
- 糸ミツバ 2分の1束
<しょうが風味の三杯酢>
- しょうゆ 大さじ1
- 酢 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
- しょうが 1かけ
<金糸瓜の下ごしらえ>
- 金糸瓜は3センチくらいの厚さの輪切りにし、種とワタを取る。
- 沸騰した湯で15分茹でる。
- 冷水に取り、繊維だけにしたら、水気を切って冷やしておく。
<三杯酢和え>
- ミツバは塩を入れた湯でさっと湯がき、水にさらす。
- 調味料、だしを合わせ、すりおろしたしょうがの絞り汁を加えて三杯酢を作る。
- 水気を切ったミツバ、金糸瓜を食べやすいおおきさに切り、ほぐしたカニカマと和える。
- 三杯酢をかけて出す。
※色を美しく仕上げたい時は、普通のしょうゆの代わりに白しょうゆを使っても。