いい湯だな【なすの翡翠煮 ゴマソース】
夏になるとミョーに煮びたし、だとか焼きびたし、だとかが作りたくなる。
もちろん、汁気たっぷりの喉越しが恋しい、というのもあるのだけれど、多分もう一つの理由は、作っている時の景色。
なるべく淡い色の、透明度の高いお出しを作って、その中で気持ちよさそう~に浮かんでいる素材を見ると、なんだかこっちまで気分がよくなる。
焼いたり、揚げたり、蒸したり。
できるだけ単純に火を通した素材が、ひんやりしただしの中でリラックスしている。
作って待って。
大事に食べよう。
ーなすの翡翠煮 ゴマソース(2人分)ー
- なす 2本
(浸し地)
- だし汁 150cc
- 薄口しょうゆ 小さじ1
- 塩 小さじ8分の1くらい
- 酒 小さじ1
- みりん 小さじ2分の1~1
(ゴマソース)
- 木綿豆腐 60グラム
- 練りごま 大さじ1
- はちみつ 小さじ1
- 塩 少々
- 浸し地 大さじ2.5杯
- だし汁に調味料を入れ、浸し地を作って冷やしておく。
- なすは皮をむき、半分に切って、軽く水にさらしてアクを抜き、火が通るまで(中くらいのなすで8分ほど)蒸す。
- 熱いなすをすぐ浸し地に漬け、冷蔵庫で冷やす。
- 木綿豆腐はしっかり水切りをし、すり鉢で滑らかになるまでする。
- 練りごま、はちみつ、塩を加えてさらにすり、浸し地を加えて好みの固さに伸ばす。
- なすを盛り付け、ソースをかける。
※白和えが好きなので笑、いちじくのゴマソースみたいな甘味のあるソースにしてみました。あしらいは今回のように青じそでも、青柚子の皮などでも素敵です。