『わたしの献立日記』
料理をするのに、愛情、というものが必要なのかはよくわからない。
でも、愛情や近しい人との関係は、やっぱり料理に影響を与えると思う。
沢村貞子さんの献立が、いつも少しだけ色っぽいのはそのせいかもしれない。
ちょうど今流行りの?少し激しい過程を経て結ばれた二人の食卓には、老いてなお色気がある。
ちょっと切ないのだ。
過ごせる日々が貴重だから、一食一食が貴重になる。
『まかない荘』で、りょうちゃんが料理人になったのもそんな感じ。
もしかしてほんとに幸せなら、できあいだって、ヘンな味の煮物だって、美味しいのかもしれない。
「まずい!」と喧嘩する時間も含めて。
さて、そんなことを考えているうちにもう寝る時間笑。
明日も良い日になりますように。