うをとおなすと

おさかな買いになす買いに。のほほんな毎日をつづります。

さわやかさん【オカラのサラダ】

会社の行きがけに寄るコーヒーショップ。

チェーン店だし、みんなそれなりにテキパキ。

 

でも申し訳ないけど、実はワタシなりの「当たり」の店員さんがいて笑。

笑顔のさわやかなお姉さん。

 

決して押し付けがましくない笑顔。でもよーく見ていると、誰よりも細やか。

けどアルバイトさんなので、いつも会えるとは限らない。

 

多分あまりにスムーズなので、気づかない人は気づかないかもだけど。本当にデキる人、って、こういうことだよなあ…と、日々リスペクト。

 

彼女に「当たった」日は、ちょっと仕事を頑張っちゃったり笑。

元気の源、さわやかさんなのです。

 

…さてさて今日は、よく作ってる人も多いと思いますが、オカラのサラダ。

 

でもこれ、自分で言うのもナンですが、結構美味しいです笑。

 

ポテトよりなめらかでサッパリ。

茹でる手間も要りません。

オカラの自然な甘さを活かしたくて、味付けも最小限に。

 

申し訳ないくらいのカンタンさ。

もちろんリーズナブル。

黒こしょうを効かせればお酒のアテにも。

 

コーヒーショップのさわやかお姉さんほどじゃないけど、「普通」って、実はスゴくて難しい。

 

美味しい生オカラが手に入ったら、ゼヒセヒオススメです。

 

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〜オカラのサラダ(2人分)〜

  • 生オカラ 100グラム
  • 玉ねぎ 4分の1個
  • ノンオイルツナ 2分の1缶(小さい缶)
  • プチトマト 3個
  • 刻みパセリ(あるいはお好みのハーブ) 大さじ2
  • マヨネーズ 大さじ2
  • レモン汁 小さじ2
  • 塩 適宜
  • 粗挽き黒こしょう 適宜
  1. 玉ねぎは薄切りにして塩少々(分量外)を振り。しんなりしたら絞って水でサッと塩を流しておく。
  2. ボウルにオカラを入れ、半割りにしたプチトマト、ツナ缶は汁ごと、あと残りの全ての材料を加えてよく混ぜ、盛り付ける。

※最初はオリーブオイルやマスタードなど、色々入れていて、もちろんそれも美味しいけれど、オカラの自然な味が美味しくて、どんどん引き算になりました笑。具も応用自在なので、お試しを〜

オマージュ【穴ごぼう丼】

暑かったですよねぇ…今年の夏。

 

ほんっとに暑かった。

そして、まだ暑い…涙。

 

しかも、個人的なことですがそんな夏に限って超多忙。

 

料理もなかなか凝るワケに行かず。

外で美味しいものでも食べて精をつけねば、等と思いつつ…。

 

…いかんせん、高かった。

 

鰻です、鰻笑。

 

1尾で、ちょっとしたお店のランチコースが食べられそうなのとか。

 

最近、スゴイですよねぇ…

安いの見るとかえって不安な気がするくらい。

 

そんな中、スーパーにいる庶民のミカタ笑。

そう、穴子くんです。

 

こちらの穴子くんは、帰りにフグ田くんを 赤提灯に誘ったりすることもなく笑。

天ぷら等用に開かれて、マジメな顔で並んでいます。

 

備長炭も匠の腕も無いので笑、これを煮て、作っちゃいましょ。丼。

 

鰻丼ならぬ穴子丼。

 

ただ、穴子丼と言ってもヅメ(最後に穴子に塗るトロッとした仕上げ用のタレ)とかご飯の掛けダレとか、難しいじゃん!と言う声も。

 

大丈夫。

一発で作ります。

プラス歯応えとボリュームも。

 

美味しい脂でも、ちょっと重たいオトシゴロ。

錦糸卵は京都の卵の載った鰻丼や美味しい大阪の蒸し寿司を意識して。

 

代用じゃなく、オマージュ、オマージュ笑。

 

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 〜穴ごぼう丼(2人分)〜

  • 開いた穴子 1〜2尾
  • 水 200cc
  • 酒 50cc
  • みりん 大さじ2
  • 砂糖(あればザラメ) 大さじ1.5
  • 醤油 大さじ3(2+1で最初は2)
  • 塩 少々
  • ごぼう 2分の1本
  • 卵 1〜2個
  • (卵焼き用調味料)塩少々 砂糖(卵1個につき)小さじ1 サラダ油 小さじ1
  • 茹でた三つ葉、さやえんどうなどの青味 少々
  • ご飯
  1. 熱湯(分量外)を用意しておく。
  2. ごぼうは、大きめのささがきにして、水にさらしておく。
  3. 卵に分量の塩、砂糖を加えて薄焼き卵を焼き、細く切っておく。
  4. ざるかまな板に穴子の皮を上にして並べ、熱湯を掛けて、皮が白くなったら流水に当てながらヌメリをこすり落とす。
  5. 浅鍋(無ければフライパン)に水と酒、鍋に入る長さに切った穴子を入れ、落し蓋をして中弱火で5〜10分煮る。(この時穴子のアラや外した骨などがあれば一緒に入れる)
  6. みりんと砂糖を加え、弱火にして5分ほど煮たら、しょう油大さじ2を加え、さらにそのまま10分ほど煮る。
  7. 落し蓋を取り、しょう油大さじ1を加えて5分煮、穴子を取り出しておく。
  8. ささがきごぼうの水気を切って鍋に入れ、火を強めて箸で混ぜながら、汁気が少なくなり、軽いトロミがつくまで1〜2分煮る。
  9. 丼にご飯をよそい、錦糸卵を載せ、汁を絡めながらごぼうを上に載せる。
  10. 最後に鍋に穴子を戻して残ったタレを軽く絡め、ごぼうの上に載せて、ミツバなどの青みを添えてだす。

 

パーティパーティ【鶏とコーンのタイ風ハンバーグ】

ヒュ〜〜ドッカーン!

遠い夜空に大輪の花火。

 

そんな季節になりました笑。

 

ベランダから見る花火も、音だけで聞く花火も。

花火だけじゃなく、この時期は集まることも多くて。

 

オトナはビール、子供は麦茶で。

おつまみにもおかずにもなるハンバーグ。

 

タイ料理のコーン入り豚さつま揚げをさっぱりアレンジで。コーンは缶でも、旬の生でも茹でもろこしの余りでも笑。

 

外側のちょっと香ばしい歯ざわりと、中の優しい食感はつなぎのポテトのおかげ。

 

コーンの甘みが優しくて、なぜだか懐かしいハンバーグです笑。

 

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〜鶏とコーンのタイ風ハンバーグ(3〜4人分)〜

  • 鶏モモひき肉 180グラム
  • 粒コーン 4分の3カップくらい
  • じゃがいも 小1個(皮付きで100グラムくらい)
  • 片栗粉 大さじ2
  • 濃口醤油 大さじ2分の1
  1. あればオイスターソース 大さじ2分の1(なければ醤油を大さじ1に増やし、砂糖をひとつまみ入れる)
  2. 塩こしょう 適宜
  3. じゃがいもは皮ごと洗ってラップにくるみ、600Wで3分ほど加熱して火を通す。皮をむいて潰しておく。
  4. 鶏ひき肉はスプーンなどで混ぜて粘りを出しておく(あればすり鉢で軽くする)。
  5. ひき肉、じゃがいも、片栗粉を良く混ぜ、醤油、オイスターソースを加えて、さらに混ぜたらコーンを入れて混ぜる。
  6. 最後に塩こしょうでタネの味を調節する。
  7. フライパンにサラダ油をひき、さつま揚げの様に平たく、薄くのばしたタネを並べ、火にかける。
  8. コンガリ焼けたらサラダなどと出す。

※つなぎが芋で、縮んだり肉汁が出たりしないので、特に真ん中を凹ませたりしなくてよい。またフライパンが冷たい段階でタネを並べても大丈夫。

※オトナはチリソースなどをつけて食べても。

 

 

村人たち笑【姫竹の洋風木の芽白和え】

ちょっと前のお話。

もし地球が〇〇の村だったら…みたいなのが流行って。

 

遠い社会問題も、顔の見えるサイズのコミュニティに落とし込んで考えると、現実的に感じられる、という…

 

そういうワケではないのだけれど笑。

類は友を呼ぶ。

 

最近は忙し続き。

 

出張帰りに大好きなお店へ。

立ち飲みなのに、なぜか疲れが取れるんだなぁ…

 

久々の訪問はお土産を持って。

 

すると…

みんなから出るわ出るわ、美味しいお話。

 

最近食べた美味しいモノ。

変わった素材の調理法。

作って待ってくれているお手製の味。

 

年齢も性別も超えて。

ちっちゃな楽しい村みたい。

 

お土産を持っていったはずが、いつの間にかステキな素材を頂いて。

新鮮ではち切れそうなバジル、立派に育った木の芽、伸びやかな姫竹。

 

奥さんが木の芽のトゲにチクチクされながら、ジップロックして下さる優しさにも感謝。

 

話は自然と木の芽の食べ方に。

 

すると早速、いつも優しく爽やかな第一村人からの、情報提供。

「ぼくは白和えに入れるんですよ」

 

おぉう〜!

スゴイ!

 

確かにお豆腐と木の芽はベストマッチ。

 

そのお話を聞いた途端、食べたくなって。

プチアレンジの洋風白和え、作ってみました。

 

お豆腐の和え衣と合わせると、クリーミーで優しい感じ。ジェノベーゼに寄せてるけれど、より木の芽を活かしたいので、今回はニンニクは入れません。

 

山椒はたっぷり使いますが、今の時期のはトゲもしっかり育っているので気をつけて。

 

サクサクした姫竹の歯ざわりが夏っぽい白和えです。 

 

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〜姫竹の洋風木の芽白和え(2人分)〜

  • 姫竹 2〜3本
  • 絹ごし豆腐 20グラム
  • 木の芽(茎を取って) 大さじ3杯
  • ドライトマト 1個(ダイスカットのものなら小さじ2くらい)
  • お湯 大さじ1
  • 松の実 大さじ1
  • アンチョビ 2分の1切れ(ペーストなら小さじ1)
  • オリーブオイル 大さじ1
  • 塩 適宜
  • 粗挽き黒こしょう 適宜
  1. 姫竹は先端の皮を少し斜めに落とし、皮つきのまま熱湯で7〜8分茹で、水に取る。冷めたら皮を剥き、少し食べてみてアクが強ければ水にさらしておく。
  2. 絹ごし豆腐はキッチンペーパーで包み、小皿などを載せて水切りしておく。(時間がなければ軽く絞っても)
  3. ドライトマトは分量のお湯で戻し、細かく刻む。
  4. 木の芽は葉をむしってすり鉢ですり、松の実、アンチョビを加えてさらにすってから、豆腐を加えて良くする。塩で味を整える。
  5. 姫竹は斜め薄切りにする。
  6. オリーブオイルを加えて緩め、ドライトマト、姫竹を和えて器に盛る。
  7. 粗挽き黒こしょうを振りかけ、木の芽を飾って出す。

 

 

 

 

 

あたりまえ【鶏となす・みょうがの冷やし鉢】

あ〜暑い。

(「あ」に濁点つけたいくらい笑)

 

日本の夏、というにはあまりにはげしい?最近の夏。

知らないうちに疲れもたまるし。

 

元気な夏野菜も、炒め物や洋風ばかりだとチョット飽きてきて。

そうめんで済ます、に走りそうなお年頃笑。

 

で。

どこにでもある、あたりまえの材料で、夏の煮物を作ってみました。

 

前の晩に作って、冷やしておけばOK。

栄養たっぷりの煮汁も楽しんで欲しいので、出汁は多め、味付けは控えめで。

 

みょうがは入れたら火を止め、余熱で仕上げます。

 

今回は中高年向け笑、サッパリ素材の味ですが、なすのアクが苦手だったり、色を美しくしたい方は煮る前に素揚げをしてもコクがでます。

 

また今回は、鶏モモ肉で作っていますが、手羽先(食べやすく縦半分に切って)で作ると、素敵な煮こごりも。

 

もちろん、素麺のお供にもぴったりです。

 

あたりまえ、普通。

でも美味しく。

夏を乗り切りましょう。

 

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【鶏となす・みょうがの冷やし鉢(2〜3人分)】

  • 鶏モモ肉 150〜180グラム
  • なす 3本くらい
  • みょうが 2〜3個
  • 出汁 600cc
  • 酒 大さじ2
  • 薄口醤油 大さじ3
  • (薄口醤油は塩気が強いので、気になれば隠し味にみりんを小さじ1杯ほど入れても)
  • 塩 少々
  • 茹でたオクラ、さやえんどうなど緑のもの
  1. 鶏モモ肉は一口大に切る。
  2. なすは3ヶ所くらい縦に皮をむき、やはり一口大に切って、10分ほど水にさらす。(さらし過ぎると種が粒立ってくるので、鶏を煮はじめるタイミングでOK)
  3. みょうがは縦半分に切っておく。
  4. 鍋に出汁を入れ火にかけ、鶏を入れて中火で煮る。
  5. アクをすくいながら煮て、表面の色が変わったら、なすを入れる。
  6. なすの表面がやや煮えてきたら、酒(みりんを入れる人はここで)を加え、少し煮て醤油を加える。
  7. アクをとりながら、蓋をせず10分ほど中弱火で煮て、みょうがを入れたらすぐ火を止める。
  8. 粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし、汁ごと盛り付けて出す。

※余熱でみょうがに火が入ったら、まず具を引き上げて保存容器に入れ、汁と別々に冷ますと早く冷えます。

 

 

 

 

やってみた笑【せんべい汁】

「えー私、ユーチューバーになりたい」

(©︎博多華丸・大吉)

 

ま、ユーチューバーになりたいワケではないけれど笑、確かに「◯◯が◯◯をやってみた!」はチョット見たくなるもの。

 

本家本元には及ばないけど、一生懸命やってみるのが滑稽でもあり、愛らしくもあり笑。

 

…旅をすると、できる限り現地の素材を買って帰りたくなる。

 

「やってみる」で思い出す土地の空気。

再現できなくても、愛情は深まって。

 

先月は珍しく、青森、関西と東京を離れて。

初めての土地。懐かしい土地。

憧れの味、落ち着く風味。

 

用務であまり時間がなく。

でも、食べさせてもらいました笑。

憧れの味。

 

せんべい汁

 

もともと南部煎餅が大好きで。

昔から食べてみたく。

 

せっかく八戸周辺に行ったので、お魚市場のフードコートでワガママを笑。

面白い!美味しい…

 

想像よりけんちん汁っぽいような…

上品を極めたすいとんの様な…

 

で、早速お煎餅を買って、記憶を頼りに「やってみた」笑。

 

チョット贅沢に出汁も昆布と鶏ガラで。

今日はあまり分量を書かず。

きっとホントは、家々の味があるはず。

 

「やってみて」くださいな笑。

 

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<せんべい汁(今日の材料)> 

  • 昆布
  • 鶏ガラ
  • 酒、醤油、塩
  • にんじん
  • 大根
  • ごぼう
  • こんにゃく
  • まいたけ
  • 鶏モモ
  • おつゆせんべい
  1. 昆布や鶏ガラなどで出汁をとり、鶏、野菜などで醤油味の汁を仕立てる。
  2. 4つ位に割ったせんべいを入れ、2、3分煮ていただく。

 

※美しいお煎餅を思わずパチリ笑。

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素材の季節【トマトのエスニックマリネ】

何かと忙しかったこの1か月。

忙しい、という字は、心を亡くすと書くけれど。

 

季節感までなくしていました笑。

 

気づけばスーパーにも八百屋さんにも、ピッカピカの夏野菜。

もちろん、秋にも冬にも、美味しいものはあるけれど。

 

夏の素材の眩しいほどの色や力。

そのまま頂きたくて。

 

今回のスパイスモニターはエスニック。

塩気の強いナンプラーとあらびきのチリペッパーが、トマトの甘さを引き立てます。

 

ビネガーはコメや穀物のお酢ならまろやかにコクが出て、レモンやワインビネガーなら、サッパリとした切れ味の良い味になります。

 

完熟トマトが一番ですが、チョット若かったりしたら、湯むきしてマリネ液で和え、冷蔵庫で寝かせても。

 

トマトの香りがあんまり良くて、今日はニンニクを入れていません。

 

素材のチカラ、召し上がれ。

 

 

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  • トマト 2〜3個
  • ナンプラー 大さじ2
  • 酢 大さじ1
  • 砂糖 大さじ1
  • GABANレモングラス 17〜8センチ分くらい
  • GABANドライバジル 小さじ2分の1
  • GABANあらびきチリペッパー 小さじ4分の1
  1. トマトは洗ってくし形に切る。(完熟なら大きめが美味しい)
  2. レモングラスは、包丁がキッチンバサミで細かく刻む。(バジルと同じくらいの大きさ)
  3. ボウルにトマト以外の材料を全て入れ、3分ほど置く。(ドライハーブの香りを出したいので)
  4. トマトをよく和えて頂く。

 

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※GABANのレモングラス、バジルは香りが豊かな割にツンとせず、サラダやトッピングにも使いたい感じ。あらびきチリペッパーは、韓国の中唐辛子より辛味が効いていて、メキシカンにも使いたい感じです!

 

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ピッカピカのトマト!笑